アキョウの臨床治療及び学術研究文献抜粋



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  • アレルギー
  • 免疫強化
  • 抗がん・QOL改善
  • 出血及び血流
  • 自律神経失調症
  • ほかの機能


免疫強化

人体を外敵から守る免疫機能。漢方が得意とする分野の一つです。
阿膠は、白血球の機能を高め、免疫力増強に役立ちます。

(1、免疫賦活作用  2、免疫抑制回復作用  3、免疫調節作用)

1、生薬阿膠の免疫賦活作用

   現在準備中(2008年度の学会発表を掲載予定)です。

2、生薬阿膠の免疫抑制回復作用



▲生薬阿膠の放射線療法患者末梢血白血球CD4/CD8比率への影響



▲生薬阿膠の化学療法患者末梢血白血球CD56+16陽性細胞への影響
発表内容要約:

生薬阿膠含有血清はT細胞の割合を上昇させ、免疫力の指標となるCD4/CD8値を正常に回復できたことは
、生薬阿膠が免疫力を増強する働きを有することを意味し、
また、がん細胞などの排除で知られている非特異性免疫で重要な役割を果たすNK細胞(CD56+16)や、
CD25、HLA-DR、HLA-ABCの上昇により、生薬阿膠は免疫応答に有益な作用をもつと結論できます。

発表:

日本薬学会第128年会(2008年・横浜)
3、生薬阿膠の免疫調節作用



▲生薬阿膠の化学療法患者末梢血リンパ細胞Th1陽性率への影響

発表内容要約:

放射線及び化学療法を受けるがん患者の末梢血を用いた実験より、
生薬阿膠がTh1/Th2バランスを感染細胞やがん細胞など自己異常細胞の除去を担う細胞免疫増強方向に移動させてTh1細胞を増加し、リンパ細胞の腫瘍細胞殺傷力を顕著に増加し、同時に抗体産生を中心とするTh2細胞を低下させる作用が確認されました。これにより、アレルギー症状の原因となる抗体産生するTh2細胞の亢進や細胞免疫の低下による異常細胞の形成を改善し、免疫を調節することができると考えられます。

発表:

日本薬学会第128年会(2008年・横浜)


▲生薬阿膠の放射線療法患者末梢血リンパ細胞抗腫瘍作用への影響



▲生薬阿膠の化学療法患者末梢血リンパ細胞Th2陽性率への影響



▲アキョウナツメの免疫への作用について アキョウナツメの経口投与によるマクロファージ貪食能増加作用

発表内容要約:

アキョウナツメの経口投与により、胸線への温存効果が確認され、
抗体生成細胞(IgM-PFC) への促進作用及びマクロファージ貪食能増加作用が確認された。
以上より、動物モデルにおけるアキョウナツメの免疫調節作用が確認された。

発表:

日本生薬学会第54回年会(2007年・名古屋)
生薬阿膠の正常マウス細胞の免疫機能に対する影響 Pharmacology and Clinics of Chinese Materia Medica, 7(4), 24-26 (1991)

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